BASIC52マシン
誕生

 

BASIC52ボード
 
USBHUB-VGAボード(5V版)
 

BASIC52マシン
 

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BASIC52マシンとは?
MCS BASIC-52は、INTEL製マイコン8052H用の本格的BASICインタプリターです。浮動小数点演算もサポートしています。このBASIC-52がORANGE-BUS上で動作するようになりました。

BASIC52マシンは、8052H互換チップとRAMを搭載した「BASIC52ボード」と「USBHUB-VGAボード(5V版)」の2枚構成になります。

電源を入れるだけでBASIC-52が起動します。
本体以外に必要なものは、電源(microUSBケーブル)、VGAモニター、USBキーボードだけです。「USBHUB-VGAボード(5V版)」はUSBハブを内蔵していますので、USBキーボードと同時にUSBメモリーを使用することができます。
   
BASIC52関連ドキュメント Webを検索すると、製作記事やBASIC-52のマニュアルが見つかります。

MCS BASIC-52 ORERATING AND REFERENCE MANUAL
MCS8051技術資料
   
BASIC52マシン組立て説明書 BASIC52マシンの組立て説明書はこちらからダウンロードできます。
   
接続方法

電源コード(microUSBケーブル)、VGAケーブル、USBキーボードを接続して電源を入れます。電源スイッチは「USBHUB-VGAボード(5V版)」にあります。
   
 BASIC52マシンの起動


電源が入ると、VGAモニターにメッセージが表示されます。
(左の画面はクリックすると拡大します。)
   
 セットアップ

F1キーを押してセットアップを行います。セットアップで設定した情報は電源を切っても消えませんので、次回からは不要です。

 「USBHUB-VGAボード(5V版)」と「BASIC52ボード」との通信は無手順で行っているため、ファイルを送信するときにデフォルト設定のままでは取りこぼしが発生してしまいます。そこで、行間遅延を変更します。Lを入力するごとにと、行間遅延が10msずつ増えて行きます。200~300msに設定するとよいでしょう。

USキーボードを使用する場合は、Kを入力すれば設定を変更できます。

VGAモニター出力の横位置がモニター側で調整できないときは、Oを入力して調整することができます。

設定を変更したら、Sを入力してください。設定した情報を保存して再起動します。
   
 再起動

再起動したら、スペースキーを押してください。通信速度が自動調整され、BASIC-52が起動します。

起動後はキーボードからコマンドを入力することができます。F5キーを押すと、スクリーンエディターが起動します。
   
 スクリーンエディターの起動

スクリーンエディターでは入力した文字がそのまま画面に反映されます。以下の編集キーが使用できます。
↑、↓、←、→、Del、BS、PgUp、PgDn、Home、End

また、以下のファンクションキーが使用できます。 
 
 F1 CLEAR  編集テキストをすべてクリアします。 
 F2 TERM ターミナルに戻ります。戻ったときはターミナルが全クリアされます。
 F5 TYPE ターミナルにもどり、スクリーンエディターで編集していたテキストの内容をすべて送信します。
 F6 ULOAD 外付けUSBメモリーに保存してあるテキストをロードします。F6キー押下後にファイル名を入力してください。中止するときはESCキーを押してください。 
 F7 USAVE 編集テキストを外付けUSBメモリーにセーブします。F7キー押下後にファイル名を入力してください。中止するときはESCキーを押してください。 
   
読み込むプログラムの指定
USBメモリーを挿してから、F6キーを押します。(USB端子は2個装備していますが、どちらにでもUSBキーボードまたはUSBメモリーを挿しても動作します。)
   
   
 プログラムの読込み
F6キー押下後に、ファイル名を入力して最後にEnterキーを押すと、指定したファイルが読み込まれます。メモリー制約により、あまり大きなファイルはすべて読み込めません。
   
 オートタイプ
編集中にF3キーを押すとターミナル画面に戻り、編集中のテキストをすべて送信します。(編集中のテキストをオートタイプします。)
   
 LISTコマンドで確認

LISTコマンドを入力すると、入力されたテキストが確認できます。このとき、自動でインデントされて出力されます。(変なインデントですが、BASIC-52の仕様です。)
   
 RUNコマンドで実行

RUNコマンドで実行できました!